『ビハインド・ザ・サン』

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監督:ウォルター・サレス
出演:ロドリゴ・サントロ、ラヴィ=ラモス・ラセルダ
製作:2001年、ブラジル
受賞:2002年ヴェネチア国際映画祭 若手審査員賞






『セントラルステーション』、『モーターサイクル・ダイヤリーズ』などをてがけたウォルター・サレス監督の2001年の作品。DVDにて鑑賞しました。


あらすじ

1910年、ブラジル東北部の荒野。プレヴィス家とフェレイラ家は長年にわたり土地争いを繰り返してきた。その憎しみの連鎖により、プレヴィス家の長男はフェレイラ家の者に殺されてしまう。20歳になるプレヴィス家の次男トーニョは、不毛な争いに空しさを覚えながらも父の命令には逆らえず、兄の仇を討つ。今度は狙われる側になったトーニョだが、幼い弟と見に行ったサーカスで美しい娘に一目惚れしたのをきっかけに、外の世界に憧れはじめる…。



サレス監督の作品は静かのだがどこか強烈という印象がいままでありましたが、この作品も同様でした。会話も少なく、音楽も静か。しかし映像の撮り方、作り方のうまさでこちらにしっかりと伝わってきます。

物語はとても悲しい話です。その古くからの慣習に疑問を抱き続けるものの、父親には逆らえない、さらにサーカス団のクララに惹かれるにつれ家族の名誉と、恋と情熱にあふれている外の世界への憧れの狭間で揺れ動く、主人公のトーニョの葛藤する姿はとても共感するものがありました。また弟の兄を思う気持ちはどこか切ないものがあります。それは作品を通して描かれている寂寥感によりさらに引き立てられています。

また主演を演じたロドリゴ・サントロはかなりかっこよかったです。一説によると「ブラジルの秘密兵器」といわれているとかいないとか。それにしてもガエル・がルシア・べルナルといい、ロドリゴ・サントロといいラテン系が今熱いですね!今後も注目していきたいです。
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by s-bill | 2005-06-13 22:07 | 映画(ドラマ)  

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