『デッドマン』
『デッドマン』(1995 アメリカ)
監督: ジム・ジャームッシュ
撮影: ロビー・ミューラー
音楽: ニール・ヤング
出演: ジョニー・デップ
ロバート・ミッチャム 他
あらすじ
舞台は19世紀の西部。とある町を訪れた会計士のウィリアム・ブレイクは、ある娘を助けたことから胸を撃たれ、瀕死の重体のまま町を出る。しかし追っ手に後を追われ、森に逃げ込んだ彼は1人のインディアンに助けられる。
胸に銃弾を抱えた瀕死の男と、彼を助ける無口なインディアンの不思議な旅を描く異色ロードムービー。
ジム・ジャームッシュ監督の長編6作目にして異色の作品。
生と死の狭間を彷徨いながらただひたすら歩く物語。
計算されたモノクロームの映像。
生と死をさまよう主人公が意識をなくすかのごとくフェードアウト。
派手なアクション映画とか好きな人は、かなり退屈だと思います^^;
もとよりジャームッシュ自身そんな万人に受けたくてこの映画をつくたんじゃないと思うし。
この映画はなんといってもジョニー・デップです。彼は『シザーハンズ』にしろ『ギルバート・クレイプ』にしろ『ブレイブ』にしろ「不運な男」というのがはまり役だと思います。
そしてすべて即興で作ったという二ール・ヤングのギターがこの作品に素晴らしい付加価値をつけている事は間違いないです。
自分は嫌いじゃないですが、ジャームッシュは他にもっと好きな作品がありますです。
でもほんとデップはかっこいいよ^^
by s-bill | 2005-08-03 02:58 | 映画(ドラマ)