『ゴースト・ドッグ』

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『ゴースト・ドッグ』(1999年米・日・仏・独合作)
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:ロビー・ミュラー
音楽:RZA
出演:フォレスト・ウィテカー 、ジョン・トーメイ、クリフ・ゴーマン、ヘンリー・シルヴァ、イザーク・ド・バンコレ 他




『デッドマン』に続くジム・ジャームッシュの長編作品。

あらすじ
江戸時代の武士の心得を書いた書物『葉隠れ』。この本を愛読し武士道の世界に憧れる孤独な暗殺者ゴースト・ドッグ。彼は以前命を助けられたマフィアを主と敬っていたが、「ファミリー内部の人間を消せ」という指令の現場にたまたまボスの娘が居合わせたことがきっかけで、ボスの体面のために命を狙われる羽目になる。



まずはじめに、この作品、私的には結構つぼな映画でした。

でも、この映画のよさを伝えるのが非常に難しい。
「葉隠れ」をバイブルとし、武士道を貫き、伝書鳩とフランス語しかしゃべれないアイスクリーム屋を友に持つ殺し屋「ゴーストドック」。でもこいつがほんとに憎めない奴なんだ。根はすっごい心やさしい奴だし。
でも、殺し屋としての腕は立つ奴で、『葉隠れ』に書かれた武士の美学の朗読を挿入しながら物語は進む。

ジャームッシュ独特のテンポで作品はまたまたすすみ、会話も非常に少ない。いわば無駄が全て取り除かれてるかのよう。
また全編で貫かれている『葉隠れ』による武士道。
色々なものが相まって、非常に味わいを感じました。

私的には万人受けはしないだろうけど、多くの人に見てもらいたい作品かな。
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by s-bill | 2005-08-09 19:43 | 映画(ドラマ)  

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