『蝉しぐれ』

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『蝉しぐれ』(2005 日本)

監督:脚本 黒土三男

原作:藤沢周平(「蝉しぐれ」)

出演:市川染五郎、石田卓也、木村佳乃、佐津川愛美、原田美枝子、緒形 拳、柄本 明、大地康雄、大滝秀治、加藤 武、小倉久寛、今田耕司、ふかわりょう




二十年、人を想いつづけたことがありますか。



昨日時間があいたので、久しぶりに映画館に行ってきました。


藤沢周平原作の『たそがれ清兵衛』がとてもよかったので、この『蝉しぐれ』も早く見たいと思ってました。


まずこの作品は、2部構成というか子供時代と大人時代に前半と後半で分かれています。

前半はセリフ少なめに、淡々とすすみ風景描写が多い気がしました。ただ後半へと繋がる心情描写はしっかりと描かれていました。が、あまりにも私は『たそがれ清兵衛』が心に残った映画なため、どこか見ながら比べてしまうようなところがあり、途中までは「うーん^^;」て感じで見てました。


後半を迎えて、大人時代の話になりだんだん入っていけましたね。主人公、文四郎を演じた市川染五郎は、さすが歌舞伎役者!というような演技を見せてくれました。特に、里村佐内に迫るシーンは鬼気迫るものを感じました。


そしてそして、この映画はやっぱり見所はラストシーン。正直、ラスト手前ぐらいまで、可もなく不可もなくというような感じでしたが、最後のあのシーン(詳しくはご自身の目でご覧下さい)は心にくるものがありました。しかも見終わったあと、さらにじわじわ感動がきて、あーいい映画見たなーと感じました。

藤沢周平氏の原作は読んだ事ないので、是非読んでみたくなりました。

おし、『隠し剣、鬼の爪』もみなければ。


ただ最後に一つ。今回、主人公文四郎の友人役で今田耕司とふかわりょうが出てたんですが、ミスキャスト!?とまでは思わないけれども、この映画の「緊張と緩和」の「緩和」の部分だとは思うのですが、二人いっぺんに出てくると「緩和」しすぎて笑ってしまった。どちらか一人はほかの俳優の人がやって欲しかったとちょっと思います。
特に今田耕司は出てくるたびに、頭の中で「ごっつええ感じ」のコントと重なってしまって、シリアスな場面でももうだめでした。。。


藤沢周平原作、山田洋司監督の次回作にまたまた期待します。
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by s-bill | 2005-10-13 10:36 | 映画(ドラマ)  

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