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『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

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『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』(2003 フランス)

監督・脚本 : フランソワ・デュペイロン
原作・脚本 : エリック=エマニュエル・シュミット
出演 : オマー・シャリフ
ピエール・ブーランジェ
イザベル・アジャーニ



あらすじ

1960年代のパリ。母親が兄を連れて家出し、父親とふたり暮らしの13才のモモは、食料品店を営むイブラヒムおじさんと知り合いになる。父はモモと兄を比べては小言ばかりだったが、イブラヒムおじさんは本当の孫のように可愛がってくれた。そんなおじさんが大好きになったモモ。そんなとき、父が置き手紙を残し、モモを棄てて家を出ていってしまい、彼は深く傷つく。



こんばんは。毎回文体が変わり、一人称も固定できていない、どーも僕です。

僕、こういう話すきなんです。年齢の離れた同姓同士の友情というか、愛情というか・・・。

「ニューシネマパラダイス」とか「小説家を見つけたら」とか「シー・オブ・ラブ」とか、他にも沢山ありますが、とにかく好きなジャンルです。

だけど、これははっきりいって「ふつーーーーー」でした。可もなく不可もなくってとこで。
ちょっと期待し過ぎたか。最後の方はいかにもフランス映画っぽかったですけど。
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by s-bill | 2005-10-28 03:58 | 映画(ドラマ)  

『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』

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著者:リリー・フランキー


扶桑社






私はリリー・フランキーさんが好きで、彼がパーソナリティーを務めるラジオをよく聞いています。ほんと下ネタばっかりだけどねw



今、この本はかなり売れているはず。俺は天邪鬼なんで、なんかそういう「売れてます」みたいなのは少し敬遠してしまうんだけど、リリーさんの本だったので迷わず買った。


結論からいうと、ほんとにほんとにいい作品だった。多くの人に読んでもらいたい本なので、内容にはあまり触れたくない。


だけど一つ書かせてもらうと、これは人それぞれだと思うけど俺の場合、特に物語の後半かなり感情移入した。そして号泣した。初めて本を読んでて泣いた。ほんとめちゃくちゃ泣いた。ページをめくるスピードが遅くなった。やっとさっき読み終えた。


リリーさんの言葉はまっすぐでとても読みやすい。本当におもしろいし、本当にリアルだった。


本当に沢山の人に読んでもらいたい、「いい作品」でした。



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by s-bill | 2005-10-27 02:36 | BOOK  

Raul Midon

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先日のTristan Prettymanに続きまたまた代官山UNITでショーケースライブを見てきました。今回のアーティストはRaul Midon。



すごいものを見てしまいました。



ラジオで「State of mind」を聴いた瞬間に、めちゃくちゃかっこいいと思ってから数ヶ月。
そして先日,目の当たりにした彼の歌、マウスペット(口でトランペットの音を出す)、超人的なギター、どれをとっても私には「衝撃」で、ただただ「すごい!!」としか口からでてこなかった。こんなにも衝撃を受けたライブは初めてでした。

うまく言葉に表せないけど、
ほんとにかっこよかった!
ほんとにすごかった!
ほんとに見れてよかった!
心が揺さぶられました。


見おわった後はかなりの興奮状態だったんだけど、一息ついて帰りの電車の中で改めてラウル・ミドンを聴いた時、行きがけ聴いたものとは全く違って聴こえ深く心に染み渡ってきた。
大げさではなくラウルから私は大きなパワーをもらった気がします。

盲目のアーティスト、ラウル・ミドン。彼の音楽からは「生きる」ということの素晴らしさが伝わってきます。
今回のライブは一生忘れぬものとなりそうです。



彼の詳しいプロフィールなどはこちら

Live映像はこちらこちら(57分)

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by s-bill | 2005-10-25 23:02 | 音楽  

Tristan Prettyman

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昨日、代官山のUNITで行われたTristan PrettymanのショーケースLiveに行ってきました。

初めてラジオで彼女のデビューアルバムのリード曲「Love Love Love」を聞いて以来、その気持ちよさにはまってしまいました。
そしてアルバム買って、かなり聞き込んでたところ、J-WAVEで「Tristan PrettymanのショーケースLiveに5組10名招待!!」という企画が!!当たるわけないと思いつつ、即応募。
そしたら数日後の朝一にいきなり「当選です!」って電話がかかってきました(喜!!)


とりあえずそんな彼女を簡単に説明すると・・・


1982年5月23日生まれ。米・南カリフォルニアのビーチ・タウン、デルマー出身。
 12歳の頃からサーフィンとギターを始める。アーニー・ディフランコ、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルに深い感銘を受け楽曲制作を開始、友人の前で披露するように。そのパフォーマンスが、サーフミュージックのカリスマ、ジャック・ジョンソン運営の映像制作会社“ムーンシャイン・コンスピラシー”の目に留まり、映画『Shelter』のサントラに参加。たちまち話題となる。その後地元のオープン・マイク・ナイト(誰でも自由に参加できるライヴ)で実力をつけ、ライヴ活動をスタート。WEB販売のみで発表した7曲入りEP『The Love EP』は1万枚をセールス。ジェイソン・ムラーズ、Gラヴ、ジョン・メレンキャンプなど早々たるアーティストのオープニング・アクトも務めた。

(以上オリコン・スタイルより抜粋 ←ではLive映像も見れます。こちらです。)



肝心のLiveはというと、本当に心地のいいLiveでした。

アコギ1本と彼女のみというとってもシンプルな形式だったのですが、彼女の華麗なギターと透明感のある声がとてもマッチして、ほんとに気持ちのよい空間でした。
「あ~~、いいな~~~。」ってずっと思ってました(笑)。ほんとよかったな~。


さらに!!Live後なんと彼女と会って話せるというではありませんか!!!

あまり長い時間ではありませんでしたが、実際会った彼女はほんとに気さくで、私の拙い英語もちゃんと理解してくれて、最後は一緒に写真もとってくれました。完全にますますファンに^^


ほんと今回は思い出となったライブでした~!

来年の1月にまた来日してLiveをするみたいですが、また絶対行くぞ~~!



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彼女のデビューアルバム


『Twentythree』
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by s-bill | 2005-10-24 01:16 | 音楽  

『ワイルドソウル』

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『ワイルドソウル』

著者:垣根 涼介


幻冬舎







あらすじ

1961年、衛藤一家はアマゾンの大地に降り立った。夢の楽園と信じて疑わなかったブラジルへの移住―しかし、それは想像を絶する地獄の始まりだった。逃げ出す場もないジャングルで獣に等しい生活を強いられ、ある者は病に息絶え、ある者は逃散して野垂れ死に…。それがすべて日本政府の愚政―戦後の食糧難を回避する“棄民政策”によるものだと知った時、すでに衛藤の人生は閉ざされていた。それから四十数年後―日本国への報復を胸に、3人の男が東京にいた。未開の入植地で生を受けたケイと松尾、衛藤同様にブラジルを彷徨った山本。報道記者の貴子をも巻き込んだ用意周到な計画の下、覚醒した怒りは300発の弾丸と化し、政府を追いつめようとするが…。




ものすごく読みごたえのある作品だった。分量的なものもあったのだが、なにより話がとても骨太だった。


私は戦後の移民政策についてかなり無知だったのでこの作品の前半部の移民達の悲惨さには圧倒されてしまった。これがフィクションでなく、綿密な取材に基づくものということで、なぜこのような現実があまり「今」に伝えられていないのだろう、とさえ感じた。

中盤以降からの復讐劇は、スピード感があり前半部にとてもリアリティーを感じたため共感してしまった。

あと、登場人物も各々しっかりとキャラが立っていて、ラストの結末もそれぞれあっておもしろかった。


「政府」「官僚」

国をある意味「運営」していく中先頭にたっている組織。今現在でも毎日のようにニュースで政治の話はやっている。その中で、「政府はよくやってる」だの「○○省はこんなことをやっていて、国益になっている」なんてニュースはほとんど聞いたことがない。悪いニュースばかりだ。報道されていない「悪事」も沢山あるだろう。そして、これを読んでそういう体質は昔から変わっていないのかと思うと、少し悲しくなった。なまじ「権力」を持つと人は変わってしまうのだろうか。かくいう私も、変わらないという自信はないが。


本作品は、第6回大藪春彦賞を受賞。

2004年度版 このミスで10位。
2003文春ミステリーベスト10で13位。
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by s-bill | 2005-10-22 01:31 | BOOK  

『サベイランス』

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『サベイランス』

出演: ライアン・フィリップ, ティム・ロビンス, その他
監督: ピーター・ホーウィット






あらすじ

若き天才プログラマー、マイロ(ライアン・フィリップ)の親友が虐殺される事件が起きた。事件に疑問を抱き、独自に調査を始めたマイロは、やがて自分の雇い主でもあるカリスマ社長ゲーリー(ティム・ロビンス)に不信を募らせていくが…。



この映画のティム・ロビンスはビル・ゲ○ツがモデルになってるとしか思えなかった。。。。






そんな映画です。。。。
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by s-bill | 2005-10-21 00:53 | 映画(サスペンス)  

『シン・シティ』

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『シン・シティ』(アメリカ 2005)

監督: フランク・ミラー、 ロバート・ロドリゲス
クエンティン・タランティーノ(スペシャルゲスト監督)
製作: フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス
エリザベス・アヴェラン
原作: フランク・ミラー
脚本: ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
撮影: ロバート・ロドリゲス
 
出演: ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、デヴォン青木、ジョシュ・ハートネット、ロザリオ・ドーソン、マイケル・クラーク・ダンカン、ニック・スタール、マイケル・マドセン、ルトガー・ハウアー



見る前にはかなり期待していたこの映画。そりゃあこんな豪華キャストと監督をみればいやがおうにも高鳴ります。



さあさあこの作品ですが、人間の感性なんて十人十色なんで、映画の好き嫌いも当然あるわけで。

私の率直な感想は、ひっさしぶりにこんなつまらない映画見た。。。


まあ色々いいたい事はありますが、この映画は好き嫌いがはっきり分かれる映画だと思います。まあ、私は後者だったわけですが、面白く感じなかった訳は・・・


① 3つあるストーリのつながりが希薄で、投げっぱなしにされた感がある。
② 全体の流れも話の軸も理解しにくい。
③ キャラの設定が中途半端で冷めた。(普通の人間なのに、銃で撃たれても死なないとか)
④ 字幕が見にくい!!!
⑤ etc・・・


確かに俳優陣の演技はうまかったし、映像的に「かっこいいな」と思うところはありました。が、パルプフィクションみたいに話が絶妙に繋がってくと予想していた私は、最後まで入り込めませんでした。。。


今のところまた見たいとは思いませんが、もう一回見たらまた感じ方がちがうのかもなー。

でも監督のロバート・ロドリゲスは、
【映画化を頑なに拒む原作者フランク・ミラーを口説き落とし、全米監督協会を脱退してまで(映画一作品に付き、監督は一人だという協会からのクレームのため)、ミラーを共同監督に迎え入れ作った。よってロドリゲスは今後メジャー映画を撮ることが出来なくなった。】
そこまでしてロドリゲスが撮りたかったこの映画。。。

うーーーん。残念!!!!!


あ、でも興味ある人は見てみる価値はあるかもしれませぬ。ジェシカ・アルバはびゅーちほーですた。

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by s-bill | 2005-10-17 10:38 | 映画(ノンジャンル)  

『蝉しぐれ』

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『蝉しぐれ』(2005 日本)

監督:脚本 黒土三男

原作:藤沢周平(「蝉しぐれ」)

出演:市川染五郎、石田卓也、木村佳乃、佐津川愛美、原田美枝子、緒形 拳、柄本 明、大地康雄、大滝秀治、加藤 武、小倉久寛、今田耕司、ふかわりょう




二十年、人を想いつづけたことがありますか。



昨日時間があいたので、久しぶりに映画館に行ってきました。


藤沢周平原作の『たそがれ清兵衛』がとてもよかったので、この『蝉しぐれ』も早く見たいと思ってました。


まずこの作品は、2部構成というか子供時代と大人時代に前半と後半で分かれています。

前半はセリフ少なめに、淡々とすすみ風景描写が多い気がしました。ただ後半へと繋がる心情描写はしっかりと描かれていました。が、あまりにも私は『たそがれ清兵衛』が心に残った映画なため、どこか見ながら比べてしまうようなところがあり、途中までは「うーん^^;」て感じで見てました。


後半を迎えて、大人時代の話になりだんだん入っていけましたね。主人公、文四郎を演じた市川染五郎は、さすが歌舞伎役者!というような演技を見せてくれました。特に、里村佐内に迫るシーンは鬼気迫るものを感じました。


そしてそして、この映画はやっぱり見所はラストシーン。正直、ラスト手前ぐらいまで、可もなく不可もなくというような感じでしたが、最後のあのシーン(詳しくはご自身の目でご覧下さい)は心にくるものがありました。しかも見終わったあと、さらにじわじわ感動がきて、あーいい映画見たなーと感じました。

藤沢周平氏の原作は読んだ事ないので、是非読んでみたくなりました。

おし、『隠し剣、鬼の爪』もみなければ。


ただ最後に一つ。今回、主人公文四郎の友人役で今田耕司とふかわりょうが出てたんですが、ミスキャスト!?とまでは思わないけれども、この映画の「緊張と緩和」の「緩和」の部分だとは思うのですが、二人いっぺんに出てくると「緩和」しすぎて笑ってしまった。どちらか一人はほかの俳優の人がやって欲しかったとちょっと思います。
特に今田耕司は出てくるたびに、頭の中で「ごっつええ感じ」のコントと重なってしまって、シリアスな場面でももうだめでした。。。


藤沢周平原作、山田洋司監督の次回作にまたまた期待します。
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by s-bill | 2005-10-13 10:36 | 映画(ドラマ)  

『東京原発』

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『東京原発』(2002 日本)

監督:山川元

出演:役所広司 、段田安則 、平田満 、田山涼成 他







あらすじ

カリスマ都知事(役所広司)の「東京に原発を誘致する!」の一言に都庁はパニック。反対派と推進派が熱い議論を戦わせていた。その頃、プルトニウム燃料を積んで福井へ向かうトラックが爆弾マニアの若者にハイジャックされた。爆弾とプルトニウムを積んだそのトラックが向かう先は、原発誘致問題で白熱する都庁だった……。



結構前にみたんですが、わすれてました。

私の友人はこの映画だめだったみたいですが、私はまあまあ楽しかったです^^;

やっぱ役所広司はうまかったな。だけど、後半の展開はどーでしょーって感じでした。
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by s-bill | 2005-10-12 02:59 | 映画(サスペンス)  

『恋の門』

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『恋の門』(2004 日本)
監督・脚本:松尾スズキ

出演:松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、小島聖、忌野清志郎、市川染五郎 他







あらすじ

石で漫画を描き“漫画芸術家”を自称するモテない貧乏青年、蒼木門。彼はひょんなことからOLの証恋乃と知り合い、その夜一緒に彼女のマンションへと向かう。しかし恋乃の正体は狂信的なコスプレイヤーで、しかもコミケではかなりの人気を誇る同人誌漫画家。門を自分が扮する格ゲー・キャラクターの相手役に仕立てようとしていた。同じ漫画家でありながらあまりに対照的な恋乃にショックを受け逃げ帰る門。そんな門を恋乃は互いをもっと知るきっかけにと、アニメソング界の人気者、阿部セイキのファンの集い一泊ツアーに誘う。ツアーの費用を工面するため、門は元売れっ子漫画家の毬藻田が経営する漫画バーでバイトを始めるのだったが…。




ぶっとんでます。この映画。


「劇団大人計画」を率いている松尾スズキ氏の頭の中はこんな風になっていたのか。

全体としての話の流れはともかくとして、笑えるところがいっぱいあったな~。

「コミケ」とか、「同人誌」とか「コスプレイヤー」とか、その辺りのカルチャーは私は全くわかりませんが、そういう人達ってみんなきっと純粋なんだろな。
『電車男』(見てないけど)より、全然「ヲタク映画」じゃなかろうか。ちょっと意図的に感じた「B級映画」っぽさもよかったかな。


そしてなにより俳優陣が豪華。色々な人を探すのが面白かった・・・

個人的には片桐はいり・・・おもろかった・・・。


あとは一番私を釘付けにしたのが、小島聖嬢。久しぶりにみたけど、面白い役どころだったし、よかったなー。もっと彼女の映画が見たいです。


あ、最後に私個人の意見として、松田龍平はいまいちだったな~~~~。
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by s-bill | 2005-10-11 02:34 | 映画(コメディ)